シンプルな中にも品を!
先日、気品のある結婚式というお話をいたしました。結婚式についての考えは様々だと思いますが、弊社がプロデュースする結婚式では、通常のパーティーや飲み会とは違う結婚式の伝統的要素も組み入れたいと思っております。茶道で例えると、豊臣秀吉の黄金の茶室のような豪華絢爛なものでなくても、千利休の侘茶であっても、そこには、茶道の真髄が表れているわけです。その一つが「一期一会」であり、人との出会いに対する感謝があります。華道にせよ、茶道にせよ、流派は様々あり、しきたりは多様であっても、その真髄は変わりません。結婚式も同じです。結婚式の真髄とは何か?答えは十人十色だと思いますが、そこには、「これまでの出会いに対する感謝の気持ち(ゲストへのおもてなし)」「新たな旅立ちへの決意」があるはずです。新郎新婦がともに、パートナーへの感謝の気持ちをもち、そして、自身とパートナーを育ててくれた家族への感謝、今まで支えてくれた友人や同僚への感謝を精一杯示すことができるパーティーであるべきだと思います。それができるのあれば、従来のしきたりに完全に従う必要はなく、柔軟に結婚式を企画しても良いと弊社では考えております。作家の宮沢賢治氏の言葉に、「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない(Until the world becomes completely happy, there can be no individaul happiness.)」とありますが、その精神は、結婚式にも通ずると思います。「全ての人を幸福にする結婚式」を弊社は目指していきます。
2024年06月08日 21:24